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「上村松園と鏑木清方」美人画共演、県内初の2大巨匠展/平塚

神奈川新聞  2012年07月12日 10:28

平塚市美術館(西八幡)は今月21日から9月2日まで、平塚市制80周年記念展「上村松園と鏑木清方」を開催する。近代美人画の2大巨匠の2人展は県内で初の企画。松伯美術館(奈良市)をはじめ日本各地30カ所から出品協力を受け、松園の「花がたみ」、清方の「春の夜のうらみ」など75件110点を展示、京都の品格と江戸の粋、女性画家と男性画家の対照を鑑賞することができる。

松園(1875~1949年)は京都に生まれた京都画壇を代表する日本画家。理想の女性像を描き続け、女性で初めて文化勲章を受章した。清方(1878~1972年)は東京・神田に生まれ、浮世絵の流れもくむ日本画家。明治期の下町の情緒とともに新たな時代の風俗を描いた。戦後は鎌倉に居を置いて活躍した県内文化人の代表格。文化勲章を受章している。

2人は現在も人気が高く、2人展は10年前に富山県で行われて以来。県内では初開催。代表作を含め110点を集めた貴重な企画展で、これまでの同館の実績、努力が実を結んだ。同時代を生き、ともに美人画を描いた2人の作風、表現の違いを見比べることで、それぞれの特長を深く味わえる機会となっている。

主な出品作は、松園の「花がたみ」(松伯美術館蔵)、「花見」(同)、「晩秋」(大阪市立美術館蔵)、清方の「春の夜のうらみ」(新潟県立近代美術館・万代島美術館蔵)、「鰯」(東京国立近代美術館蔵)など。

午前9時半~午後6時(入場は午後5時半まで)。一般900円、高大生500円、中学生以下と土曜日の高校生は無料。月曜休館。7月21日午後2時~3時半、草薙奈津子館長による講演会「美人画の巨匠 松園と清方」(先着150人)も行う。問い合わせは美術館電話0463(35)2111。

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