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東京大空襲経験の81歳男性、小学校で戦時下の教育語る/鎌倉

社会 神奈川新聞  2012年07月12日 00:34

戦時下の小中学生時代を振り返る保坂さん=鎌倉市立玉縄小学校
戦時下の小中学生時代を振り返る保坂さん=鎌倉市立玉縄小学校

県内の戦争体験者らが鎌倉市立小中学校を巡回し、平和の大切さを教えている。東京大空襲を経験した藤沢市高倉の保坂治男さん(81)が11日、玉縄小学校(鎌倉市玉縄)で第2次世界大戦下の学校教育について語った。

3~6年生約400人が学んだ。保坂さんは、小学校の担任が卒業の贈る言葉に「死生観」を選び、「勇ましく死ぬんだ」と教えたことを明かした。父親が戦死して泣くのを我慢した中学の同級生を校長が褒めたたえたことは、「子どもながら違和感があった」と話した。

火薬を除いた実物の手投げ弾と機関銃の弾丸を示し、空襲で焼死した母子や焼け野原になった横浜を写真で説明した。戦時下に作曲された「たなばたさま」をアコーディオンで演奏。戦時色のない唱歌も子どもたちに広まっていたことを教えた。

鎌倉市と鎌倉平和推進実行委員会は2000年度から毎夏、希望校に講師を派遣している。今夏は11校で戦争体験のほか、東日本大震災や国際協力について講話している。

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