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「みどりの愛護」功労者国交大臣表彰に市内から2団体/横浜

社会 神奈川新聞  2012年07月08日 23:33

花と緑の愛護に顕著な功績を残した民間団体をたたえる第23回「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰の受賞者にこのほど、横浜市から2団体が選ばれた。全国では87団体が受賞。受賞した「綱島市民の森愛護会」(港北区)の飯田助知会長(74)と、「東本郷公園愛護会」(緑区)の森田章八会長(70)に喜びの声を聞いた。

■綱島市民の森愛護会

綱島市民の森は、東急東横線綱島駅の北西600メートルに位置する住宅地の中の小さな森。5・8ヘクタールの広さを有し、住宅地とは思えない静けさにウグイスなどの野鳥が集まる。「綱島市民の森愛護会」は1991年5月に発足し、同年10月に市民の森が開園した。

愛護会メンバーは31人。遊歩道の安全を確保する週2回のパトロールや整備作業、近隣小学校の児童らと行う写生大会、綱島桃まつり開催など活動内容はさまざま。「森に親しんで、好きになって、楽しんで」と自然と触れ合う機会を近隣住民らに提供している。

苦労するのは間伐。繁殖力の強い竹などが増えすぎないよう間引いている。植物の多様性を保つことが難しいという。

同会の飯田会長は「環境保護の努力が報われた。愛護会のメンバー、近隣住民とともに喜びを分かち合いたい」と笑顔を見せた。

■東本郷公園愛護会

横浜線鴨居駅の南東1・3キロメートルの位置に1995年、東本郷公園が設立。98年、東本郷連合自治会に同公園の整備を依頼され、「東本郷公園愛護会」を4人の会員で発足した。広さ2・2ヘクタールの公園に月に1度集まり、ごみ拾いや草刈りなどの活動から始めた。

現在では約30人に増えた会員。自治会や特別支援学校などと連携し、竹林管理や花壇の世話も行っている。伐採した竹を使った竹細工で子どもたちの笑顔を見るのが楽しみの一つだ。

活動の範囲は園内にとどまらない。市の遊休地を借りて「東本郷里山体験農場」として開墾。近隣の小学生らにキュウリやトウガラシなどの収穫やハーブを使った染め物も体験させている。

同会の森田会長は「住宅地の中で季節を感じられる公園。表彰を励みにこれからも自然を維持していきたい」と意欲を見せていた。

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