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高校生が「いじめ」テーマに劇、小学校で披露/相模原

社会 神奈川新聞  2012年06月25日 22:15

高校生が演じる劇を通じて、子どもたちにいじめについて考えてもらおうという催しが25日、相模原市立大野北小学校(同市中央区淵野辺)で開かれた。1、2年生の児童に劇を披露したのは麻布大付属渕野辺高校の演劇部。3年生の川野辺澪(りょう)さん(17)は自身の経験を念頭に、脚本を書いたという。

「いじめはやめよう」と題した劇は、一人のいじめっ子の掛け声で女の子を仲間外れにする、という内容。いじめられるのが怖くて、いじめっ子の言うがままにいじめる側に回ってしまう様子を盛り込んだ。

川野辺さんは小学生のころ、いじめられた経験があった。「工作で作ったものを壊されたり、お弁当を隠されたり」

高学年に上がってからはいじめる側に回った。「仲間外れになりたくないから、みんなと一緒にはやし立てた。止める勇気なんて、とても持てなかった」

苦い過去の記憶を「先生とか友達とか、お父さん、お母さんに相談することは恥ずかしいことじゃない」というせりふに込めた。劇を見終えた児童と三つの約束を交わした。「みんななかよくあそぶ」「あいてのきもちをかんがえる」「いけんをいうゆうき」

劇の依頼があったのは、県教育委員会と県警が連携して取り組む「非行防止教室」の一環だった。川野辺さんは「口で言うほど簡単ではない。大人も含め、みんなで考えないといじめはなくならない」と話していた。

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