1. ホーム
  2. 社会
  3. 自閉症、可能性広げて 講演やステージも 啓発デーin横浜

自閉症、可能性広げて 講演やステージも 啓発デーin横浜

社会 神奈川新聞  2017年03月26日 11:29

ダンスや歌のステージも行われた「世界自閉症啓発デーin横浜」=横浜市中区
ダンスや歌のステージも行われた「世界自閉症啓発デーin横浜」=横浜市中区

 「世界自閉症啓発デーin横浜」が25日、関内ホール(横浜市中区)で開かれた。「発達障害のある子の可能性を広げるために」をテーマに、専門家の講演などが行われた。

 星槎大学大学院准教授の阿部利彦さんは、「発達障害のある子の『いいところ』応援計画」と題して講演。集中力が続かなかったり、一つのことにこだわったりしても、「それは『いろいろな発想力がある』『粘り強い』ということ。周囲が見方を変えれば、本人の自己肯定感にもつながる」と語った。

 また、「子どもの最高の支援者である保護者自身のいいところ探しも必要」と指摘。「子どもをほめ、認めて支えるためには、保護者もリフレッシュしなければ」と話した。

 シンガー・ソングライターのうすいまさとさんは、高校1年生の自閉症の長男について話した。4歳で診断後、本や音楽、ダンスなどに触れ、絵や物語を通じて気持ちを表現するようになったという。「気持ちを想像しながら接することで、思いやる気持ちを子どもから学んだ。みんな必ず可能性があり、信じた分成長する」とした。

 障害児グループ「ダンス あらじん」と、指導者のANNさんがダンスを披露。会の最後に、登壇者全員でうすいさんの歌に合わせて踊った。

 「世界自閉症啓発デー」(4月2日)は、自閉症をはじめとする発達障害への理解を深めることを目的に、2007年に国連が制定。各地で啓発活動などが行われている。


シェアする