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雑草を描いた詩画集を出版、「ありのままの美しさ」表現/横浜

社会 神奈川新聞  2012年06月16日 10:36

雑草を描いた詩画集を紹介する武井さん=金沢区の自宅
雑草を描いた詩画集を紹介する武井さん=金沢区の自宅

雑草を題材にしたパステル画を描いてきた横浜市金沢区の武井とよ子さん(67)が、初の詩画集を自費出版した。雑草が持つ「ありのままの美しさ」に、草花の目線で表現した詩を添えている。

武井さんは事務員として勤めていた8年前、緑内障と診断され、やりたいことをやろうと決意。20代のころに打ち込んでいた趣味の絵画をもう一度始めた。

雑草との出合いは2008年晩秋。アザミなどを見ようと同市栄区の「横浜自然観察の森」に出掛けたとき、ふと目を落とした足元にあったオオバコに心打たれたのがきっかけだ。気に留めたこともなかった地味な草のびっしりつまった花穂に、命の美しさを感じたという。

詩画集ではオオバコ、カタバミ、ペンペン草といった身近にある計19種を取り上げた。「形は目に映るままに、色は心に映るままに描いた」という。作詩は初の試みだったが、家族や俳句仲間に相談しながら文を練った。

武井さんは「バラのように品種改良された美しさとは違った、ありのままの美しさを感じてほしい」と話している。

10月16~21日には同市中区石川町の「ぎゃるり・じん」で2度目の個展を開く。

詩画集は44ページで、2100円。購入希望・問い合わせは、武井さん電話045(701)2650。

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