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湘南台-慶大 相鉄いずみ野線延伸、採算性確保は可能 検討会が報告書/神奈川

社会 神奈川新聞  2012年06月12日 00:34

相模鉄道いずみ野線の延伸構想(湘南台―慶応大湘南藤沢キャンパス区間、約3・3キロ)について、県や相鉄などによる検討会が、「事業採算性を確保できる」とする検討結果報告書を11日までにまとめた。概算建設費を約436億円、1日当たりの利用者数を約2万5800人とした上で、開業30年以内に借り入れた建設事業費を返済できると試算した。今後、事業化に向け資金調達や周辺街づくりについて具体策の検討に入る。

報告書をまとめたのは、県、藤沢市、慶応大、相鉄の4者による「いずみ野線延伸の実現に向けた検討会」。2010年6月から2年間にわたり検討してきた結果をまとめた。

複数の計画について比較・検証した結果、整備主体と運行事業者を分ける「上下分離方式」で、「単線の鉄道」を整備した場合、「事業採算性を確保できる見込みが立つ」と結論付けた。

候補だったLRT(次世代型路面電車システム)は、輸送力や速度などから選択肢から外された。

概算建設費から車両費を除いた約400億円のうち、3分の2を国と地方自治体が補助。残りを借り入れで賄う。

この借入金は無利子が前提で、さらに現状の想定より建設費や運行経費を圧縮することで、事業採算性が見込めるとしている。初乗り料金は200円を前提にした。

報告書をまとめた検討会は解消し、今後、より具体的な事業化に向けた組織に改める方針。

◆相鉄いずみ野線延伸 東海道新幹線新駅を誘致している新都市構想地「ツインシティ」までの8キロが全体区間で、運輸政策審議会の2000年答申では「今後整備について検討すべき路線」とした。湘南台駅から慶応大湘南藤沢キャンパス(SFC)までの約3・3キロについて県、相鉄など4者が事業化の可能性について検討してきた。

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