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箱根ジオパーク認定へ、活動本格化 今秋にも実現/神奈川

社会 神奈川新聞  2012年05月06日 22:45

ジオサイト候補地の大涌谷。あちこちから白い噴煙が立ち上っている
ジオサイト候補地の大涌谷。あちこちから白い噴煙が立ち上っている

箱根火山一帯の「日本ジオパーク」認定に向けた活動が本格化している。小田原、箱根、真鶴、湯河原の1市3町などでつくる「箱根ジオパーク推進協議会」は4月、専門家による日本ジオパーク委員会に認定申請書を提出。早ければ今秋にも認定される見込みで、観光ガイドの養成やPR活動に力を入れている。

同委員会によると、ジオパークは、貴重な自然遺産を保護するとともに、観光や教育に役立てている地域を認定する制度。現在、北海道から九州まで国内には20地域があり、このうち洞爺湖有珠山(北海道)、糸魚川(新潟)、島原半島(長崎)など5地域は「世界ジオパーク」にも選ばれている。

申請中の箱根ジオパークは、1市3町全域(約250平方キロメートル)で構成。同地域は、活火山の大涌谷やカルデラ湖の芦ノ湖、真鶴の三ツ石など、40万年以上前から続く箱根の火山活動が形成してきた見どころが多く、「火山の博物館」とも呼ばれている。

箱根推進協は4月20日、同委員会に申請書を提出。並行して各市町の観光ガイドのボランティア団体などと連携し、案内役の育成に取り組んでいるほか、ジオパークを紹介する巡回展を1市3町で開催。小田原城や箱根関所、幕山など41カ所の候補地がある観光や学習の拠点(ジオサイト)を巡るコースを掲載した地図の作成も進めている。

今月20日には千葉県で、同時期の認定を目指している伊豆半島地域などとともにプレゼンテーションを行う。夏ごろに同委員会の現地調査を経て、9月ごろに認定が決定する見通しという。

同協議会会長の山口昇士箱根町長は「地域全体を盛り上げて、最終的には世界ジオパークを目指したい」と話している。

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