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大麻密輸で懲役6年 軍事郵便利用の被告

社会 神奈川新聞  2017年03月22日 02:00

横浜地裁
横浜地裁

 軍事郵便を利用して大麻約2・6キロを米国から在日米陸軍キャンプ座間宛てに発送したとして、大麻取締法違反と関税法違反の罪に問われた被告(36)に対し、横浜地裁(伊東智和裁判官)は21日、懲役6年、罰金150万円(求刑懲役8年、罰金150万円)の判決を言い渡した。

 判決理由で伊東裁判官は、米国で大麻を買い付けて日本へ発送した元軍属の共犯者らの供述から、「大麻を密輸し、これを被告が売るという話が成立していた」と2人の共謀関係を認定。密輸への関与を否定していた同被告の主張を退けた。

 その上で、軍事郵便制度を悪用した犯行態様を「極めて巧妙かつ計画的で、大麻輸入を実現する危険性が高い」と非難。「買付金を拠出した被告は主導的な役割を果たし、その責任は重い」とした。

 判決によると、被告は共犯者と共謀し2015年10月、米国内から非公用軍事郵便で大麻約2・6キロをキャンプ座間内の郵便局の私書箱宛てに発送、横浜市神奈川区の米海軍郵便局に搬入させた。16年1月には川崎市麻生区の自宅で大麻約200グラムを所持した。


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