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帰りは人力車 飲食店で特典
投票率向上へ、学生が汗 鎌倉市議選

選挙 神奈川新聞  2017年03月22日 02:00

「インターンシップ後もつながって活動できるのは鎌倉の人たちが協力してくれるから」と笑顔を見せる森脇さん(左)と吉田さん
「インターンシップ後もつながって活動できるのは鎌倉の人たちが協力してくれるから」と笑顔を見せる森脇さん(左)と吉田さん

 4月23日に投開票される鎌倉市議選で10~20代の投票率をアップさせようと、大学生らが奮闘している。投票後に人力車で自宅まで送り届ける企画などを練り、選挙を「自分のこと」として楽しみながら考えるきっかけを提供する。

 横浜市泉区に住む大学3年の森脇留美さん(22)と川崎市幸区の大学2年吉田京香さん(20)が自分の住むまち以外の選挙に興味を持ったのは2015年夏、鎌倉市議の下でのインターンシップがきっかけだった。駅頭でチラシを配ったり地元の祭りに参加したりするうち、「若者の政治離れ」に問題意識を持ち始めた。同世代の家族や友人から「政治や社会のことに関心がないわけではないけど、自分の1票でどうにかなるものでもない」という声も聞いた。13年に行われた前回の鎌倉市議選を調べると、投票率は過去最低の44・99%。20代に至っては25・59%にとどまり、「衝撃を受けた」(森脇さん)。

 「政治が遠い世界のことになってしまっている」と危機感を抱いた2人はインターンシップ後、若手起業家らが鎌倉の活性化を目指す「カマコン」に参加。「若者の投票率アップのために選挙を『自分のこと』として捉えるきっかけが必要」と発表した。カマコンのメンバーらが2人に協力し、「選挙をジブンゴト化しよう委員会」としてプロジェクトをスタートさせた。

 市選挙管理委員会に確認した上でさまざまな企画を考え、目玉は投票日前日の4月22日。市内全5カ所の期日前投票所に人力車を用意し、投票を済ませた希望者を人力車で自宅まで無料で送り届ける。告示日の16日から投開票日の23日までの間、投票済証明書を提示すると市内の飲食店で特典を受けられる「選挙割」も実施。2人は「まずは選挙を知ってもらい、注目を集める企画で盛り上げていきたい」と意気込む。

 3月22日までクラウドファンディング「iikuni」で活動資金を募っている。問い合わせは、カマコンのメール(info@kamacon.com)。


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