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厚高応援団の伝統いまに、OBらが新入生に校歌指導へ/厚木

社会 神奈川新聞  2012年04月02日 22:12

2006年に行われた第1回青春かながわ校歌祭で校歌を披露する厚木高校応援団OBら=横浜市西区
2006年に行われた第1回青春かながわ校歌祭で校歌を披露する厚木高校応援団OBら=横浜市西区

伝統の応援団がなくなって久しい県立厚木高校(厚木市戸室、田中均校長)で9日、新入生オリエンテーションに同校応援団OBらが参加し、校歌指導を行う。生徒たちに校歌や応援歌の伝統を伝える狙いだ。

同窓会(石川範義会長)では今秋、同校創立110周年記念式典でぼろぼろになった団旗に代わる新しい団旗を贈呈する予定。OBらは「昔のようなバンカラ応援団は無理だが、今の厚高生らしいスタイルで復活してくれれば」と期待を込める。

同校ではかつて、中庭に生徒を集め徹底した応援指導を行ってきた。団幹部になれるのは選挙で選ばれた者のみ。野球大会などでは全校生がスタンドに陣取って大応援を繰り広げ、母校愛や連帯感を育んだ。

しかし、なり手がいなくなり20年ほど前に廃団。現在、野球の試合では、ベンチに入れなかった野球部員らがOBに指導を受け即席の応援を行っている。また最近は校歌を歌う機会が少なくなり、満足に歌えない生徒も出てきたという。

「校歌を歌う機会を」「応援団復活を」との機運が芽生えたのは、昨年9月に神奈川芸術劇場で行われた青春かながわ校歌祭。在校生らと登場した応援団OBらは他校にない迫力で校歌と第二応援歌を披露した。田中校長や現役生たちは大いに感銘を受け、厚高新聞で応援団を取り上げた。

田中校長は「もちろん、生徒の盛り上がりがなければできない。応援委員会などの形式で、運動部の壮行会のたびにエールで送り出すようなことから始めたい。現役生が新しい応援歌を作ってもいい」。ダンスドリル部など女子の部活の活躍も目覚ましく、女子にも大いに期待をかけている。

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