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そば店が竹炭作り地域貢献、売り上げすべて寄付続ける/秦野

社会 神奈川新聞  2012年03月13日 12:32

窯に薪(まき)を入れながら竹炭作りに取り組む蕎麦会のメンバー=秦野市寺山の「石庄庵」
窯に薪(まき)を入れながら竹炭作りに取り組む蕎麦会のメンバー=秦野市寺山の「石庄庵」

秦野市内のそば店で、自前の炭焼き窯を使って竹炭を作り、販売による売り上げをすべて市内の地域作業所などに寄付する取り組みが毎年続けられている。

竹炭作りを行っているのは同市寺山の手打ちそば店「石庄庵」。常連客らでつくる石庄庵蕎麦(そば)会のメンバーが「恵まれない人たちに対して、自分たちで何かできることはないか」と提案して始まり、13年目を迎えた。

地域の竹林に植生するモウソウチクを使った手作りの竹炭や竹酢液を店舗で販売。売り上げはすべて、同市南矢名の地域作業所「かがやき」と、音楽活動に取り組む視覚障害者に寄付している。

今年は2月下旬に竹を取り、約2メートル四方の鉄板天井型の窯に竹約1トンが入れられた。3月10日から11日にかけて、店を経営する石井貞男さん(58)やメンバー約10人が泊まり込みで火入れ作業を実施。1週間後に窯から竹炭を出し、18日ごろから1籠千~2千円で販売する予定だ。

石井さんらは昨年4月、福島市内の避難所を訪れ、避難者らに手打ちそばを振る舞う支援活動も行った。石井さんは「竹炭作りはメンバーが楽しみながら取り組んでいる。福祉に少しでも貢献できればうれしい」と話している。

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