1. ホーム
  2. 社会
  3. 陸海空で地震に備え 陸自と在日米軍が合同訓練

ノースドック
陸海空で地震に備え 陸自と在日米軍が合同訓練

社会 神奈川新聞  2017年03月18日 02:00

負傷者を運ぶ日米の訓練参加者=横浜市神奈川区の横浜ノースドック
負傷者を運ぶ日米の訓練参加者=横浜市神奈川区の横浜ノースドック

 大規模な地震被害を想定した日米合同の災害対処訓練が17日、横浜市神奈川区の横浜ノースドックで行われた。陸上自衛隊と在日米陸軍から計130人が参加し、救護・救急搬送活動や海上での帰宅困難者の輸送などの連携を確かめた。

 災害時における医療や輸送部隊の連携確認、強化を目的に、陸自東部方面隊(東京都練馬区など)としては初めての実施。

 東京都心南部にマグニチュード(M)7・3の地震が発生したとの想定で進められた。


重症者を運ぶ米軍のヘリコプター=横浜市神奈川区の横浜ノースドック
重症者を運ぶ米軍のヘリコプター=横浜市神奈川区の横浜ノースドック

 救護所では負傷の程度に応じて処置・救急搬送の優先順位を決める「トリアージ」が行われた。医師らが症状を確かめ、3段階に区分。重症患者を自衛隊救急車でヘリポートへ輸送し、米軍ヘリで搬送する手順まで確認した。現地指揮所では日米双方が情報交換し、最新の被害状況の把握に努めた。


負傷者の手当をする日米の訓練参加者=横浜市神奈川区の横浜ノースドック
負傷者の手当をする日米の訓練参加者=横浜市神奈川区の横浜ノースドック

 海上では輸送訓練を実施。同地震で都内の幹線道路沿いで火災が起こり、海浜公園に多くの帰宅困難者が集まったことを想定。車両や物資を陸揚げできる米揚陸艇(LCU)に緊急車両を乗せ、運搬する作業を確認した。


緊急車両を運搬する揚陸艇=横浜市神奈川区の横浜ノースドック
緊急車両を運搬する揚陸艇=横浜市神奈川区の横浜ノースドック

 陸自関係者によると、横浜ノースドックは市中心部に近い港湾部にあり、災害時の救助拠点としての活用が期待されている。LCUのブラントン・ロディ艦長は記者団に「ビーチでも揚陸できる。災害時は物資を届けるなど救援活動に役立てたい」と語った。


シェアする