個人情報不正入手で男を逮捕 逗子ストーカー事件にも関与か|カナロコ|神奈川新聞ニュース

個人情報不正入手で男を逮捕 逗子ストーカー事件にも関与か

 愛知県警捜査2課は6日、千葉県のガス会社から顧客の個人情報を不正入手したとして、不正競争防止法違反(営業秘密侵害)の疑いで、東京都目黒区の調査会社「アスク・ミー」を実質的に経営する容疑者(59)=東京都品川区平塚2丁目=と代表取締役の容疑者(42)=東京都世田谷区玉川4丁目=を逮捕した。

逗子事件に関与か、市職員が閲覧の痕跡

 個人情報を不正入手した疑いで愛知県警に実質的な経営者らが逮捕された調査会社が、昨年11月に起きた逗子市のストーカー殺人事件の被害女性の詳しい住所を同市役所から聞き出した疑いがある問題で、同市職員が被害女性の個人情報を閲覧した痕跡があることが6日、関係者への取材で分かった。

 調査会社は、自殺した元交際相手の男から依頼された探偵業者の発注を受けていたとみられる。

 関係者によると、同市役所では市民の個人情報を閲覧する際には、各職員に割り振られた固有のパスワードを使うシステムを採用。事件直前、ある職員のパスワードを使い、殺害された女性の個人情報を閲覧した痕跡があるという。

 ストーカー被害を受けていた女性の個人情報を閲覧する際には、画面が赤くなって警告を発する仕組みになっていたとみられるが、この警告を無視する形で、調査業者からの電話による問い合わせに対し、住所を伝えていた可能性が高いという。愛知県警の調べに対し、この職員は「記憶にない」などと説明しているという。同県警は同市関係者から事情を聴くなど捜査を進めていた。

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