「1ミリの後悔なくピッチ去ろうと思う」 引退の中沢、「自分の決断信じる」|カナロコ|神奈川新聞ニュース

「1ミリの後悔なくピッチ去ろうと思う」 引退の中沢、「自分の決断信じる」

  • 神奈川新聞|
  • 公開:2019/01/09 02:00 更新:2019/01/09 02:00
 J1横浜Mは8日、元日本代表主将でワールドカップ(W杯)に2度出場したDF中沢佑二(40)が現役引退すると発表した。本人の意向で会見やセレモニーなどは行わない予定で、クラブを通じ「最後は『中沢佑二』らしく1ミリの後悔もなくピッチを去ろうと思う」とコメントした。今後は未定。

【中沢の歩みを写真で振り返る】

 中沢はプロ20年目の昨夏に古傷の左膝を悪化させ、GK以外では歴代最多だったリーグ戦連続出場が199試合、連続フル出場も178試合でストップ。途中出場した12月のリーグ最終節が現役ラストマッチとなった。

 クラブは新シーズンの契約延長を打診したが、中沢は40歳を選手生活の区切りと位置付けてきたこともあり、「このクラブでユニホームを脱ぎたい。マリノスに対して一番の恩返しになる」と現役を退く意思を固めた。

 マリノスの黒沢良二社長(62)は同日、横浜市内で取材に応じ、「日本サッカー界に偉大な足跡を残してくれた。非常に大切な選手だが、最終的に本人の意思を尊重した」と説明。引退後もクラブに残るかについては、「本人の意向を踏まえ、最大限の敬意を払って話し合っていきたい」とした。

 埼玉県出身の中沢は、地元の三郷工技術高を卒業後にブラジルに留学し、1999年にV川崎(現東京V)とプロ契約。2002年に横浜Mに移り、03年からのリーグ連覇に貢献した。クレバーな守備と空中戦の強さを武器に、04年には日本人DFとして初めてJリーグの年間最優秀選手に輝いた。マリノスには17シーズン在籍し、J1通算593試合出場は歴代3位。

 W杯には06年ドイツ大会と10年南アフリカ大会に出場。歴代6位タイの国際Aマッチ110試合に出場し、17得点だった。

「世界と対等に戦えた」実感


 2010年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会。自身2度目となる舞台で16強入りに大きく貢献した中沢は、大会をこう振り返った。...

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