相模川に珍客、コウノトリ? 「静かに見守って」|カナロコ|神奈川新聞ニュース

相模川に珍客、コウノトリ? 「静かに見守って」

相模川に飛来したコウノトリとみられる1羽=2日午後5時10分ごろ、海老名市内

 海老名市の門沢橋地区を流れる相模川の中州で、国の特別天然記念物「コウノトリ」とみられる1羽が2日から姿を見せている。縁起のよい鳥とされていることもあり、目撃した市民らは「相模川で見られるなんて」と興奮気味だ。一方、専門家は「静かに見守って」と注意も呼び掛ける。

 生態に詳しい兵庫県立コウノトリの郷公園(豊岡市)によると、黒いくちばしや羽先、赤みがかった足の色などから「恐らくコウノトリと考えられる」と判断。直近の野外生息個体数は146羽で、その中の1羽の可能性が高いという。

 関東では千葉県野田市で放鳥しており、「飛来してくること自体は十分あり得る」と同公園担当者。「コウノトリは魚をはじめカメやヘビ、カエルが好物。飛んできたのはそれだけ(相模川が)えさが豊富ということでは」と推測する。ただし、近くで見物して驚かせるとけがをさせる恐れもあるといい、「150メートルは距離をとって静かに見守ってあげてほしい」と話している。

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