南武線稲田堤駅、橋上化へ 川崎市とJR東日本が協定|カナロコ|神奈川新聞ニュース

南武線稲田堤駅、橋上化へ 川崎市とJR東日本が協定

橋上駅舎化したJR南武線稲田堤駅のイメージ(川崎市提供)

 川崎市とJR東日本はこのほど、JR南武線の稲田堤駅(多摩区)の橋上駅舎化と自由通路新設に関する協定を締結した。朝のラッシュ時に通学などで不便になっていた「開かずの踏切」を通らずに迂回(うかい)できる形になる。2024年春の完成を目指す。

 自由通路は、線路の両脇約30メートル区間を結び、幅員5メートル、総延長71メートル。エレベーター2基とエスカレーター4基を備え、バリアフリーにも配慮する。総工費は約32億9千万円を見込み、市が約32億6500万円を負担する。

 同駅の1日当たりの乗降客数は約5万人強で、駅舎と改札が線路の片側にあるため、駅利用者が踏切で電車の通過を待たなければならず、不便を強いられている。近くに市立菅小学校があり、踏切を渡って通学する児童が多数いることから、近隣住民が橋上化を求めて市議会に請願を出すなどしていた。

 市は、同線武蔵溝ノ口駅以北の片側改札口の5駅(稲田堤、中野島、宿河原、久地、津田山駅)に関し、鉄道による地域分断の改善や踏切横断者の安全・利便性の向上のため、橋上駅舎化を目指している。津田山駅では2019年度末の完成を目指し、工事が進んでいる。

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