【甲子園】横浜、走攻守隙なし 齊藤2ラン|カナロコ|神奈川新聞ニュース

【甲子園】横浜、走攻守隙なし 齊藤2ラン

横浜(南神奈川)7-0愛知産大三河(東愛知)

  • 神奈川新聞|
  • 公開:2018/08/10 02:00 更新:2018/08/10 02:00
 第100回全国高校野球選手権大会第5日は9日、兵庫県西宮市の甲子園球場で行われ、3年連続18度目の出場となる南神奈川代表の横浜は7-0で愛知産大三河(東愛知)に完勝し、2年ぶりに初戦突破を果たした。

 横浜は第10日の14日、第3試合(午後2時半開始)で、前年優勝の花咲徳栄(北埼玉)と2回戦を戦う。

 北神奈川代表の慶応は第8日の12日、第4試合(午後3時半開始)で高知商との2回戦に臨む。

▽1回戦
横浜
032 010 100|7
000 000 000|0
愛知産大三河

大舞台で進化証明


 甲子園であっけなく敗れた過去2年とは違う。新生横浜の野球が、攻守で進化していることを感じさせた初戦だった。

 まずは打撃だ。二回に板川の2点三塁打で先制すると、三回には3番齊藤がフルカウントから高めの直球を捉えて左翼ポール際への2ラン。その後も内海、河原木に一発が出て計3本塁打。南神奈川大会の6戦4本塁打にあっという間に迫り、主将齊藤は「やっぱり大舞台に強いのかな」と笑みをこぼした。

 キャプテンは二塁の守備でも見せる。四回無死一塁で中堅へ抜けそうな鋭い当たりを逆シングルでさばき、そのままグラブトスから併殺を完成させた。昨秋から掲げる「1-0で守り勝つ野球」をけん引するリーダーは「普通のプレー。捕球体勢が悪い時のグラブトスは徹底していた」と涼しげだ。

 「零封できたことが一番評価できる。投手もバックもよく守った。守りの流れが攻撃にいい影響を与えた」と平田徹監督(35)。直後の五回には5番内海の右翼フェンス直撃の打球に、三塁コーチャー武川が「転がる打球を野手が捕球しきれていなかった」と冷静に判断してランニング本塁打を生んだ。走攻守で名門らしく洗練されたプレーを見せ、甲子園を沸かせる完勝だった。

 平田監督就任後の2年間は、神奈川大会記録の14本塁打を放った強打が注目されたが、この地では思うような結果は残せず、「横浜の野球は緻密さがなくなった」との批判も受けた。だが、ことしは違う。昨年の王者・花咲徳栄(北埼玉)との決戦を前に、確かな手応えを残した。

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