「100LDK」、在米邦人誘致… 横須賀革新へ出身者ら議論|カナロコ|神奈川新聞ニュース

「100LDK」、在米邦人誘致… 横須賀革新へ出身者ら議論

在米日本人を横須賀に誘致する事業について説明する岩崎さん=横須賀市小川町

 横須賀を自分たちで変えていく-。地域の課題解決などに向けた活動や新たなビジネスを紹介するトークイベント「イチロクカンファレンス」が25日夜、横須賀市小川町で開かれた。横須賀で空き家の再生事業などに取り組む市出身者ら5人が登壇。横須賀に革新を起こそうと熱い思いを持つメンバーが集い、活性化に向けて議論を交わした。

 会場となったのは市役所近くのビル3階にあるシェアオフィス「16Startups」(イチロク・スタートアップス)。昨年11月に開設し、「町にイノベーション(革新)を起こす」という意味の会社「マチノベ」が運営。横須賀から世界に挑む人材を輩出しようと、創業支援や経営相談、企業同士のマッチングなども行っている。

 谷戸地域で空き家再生事業を手掛ける横須賀出身の近藤威志さん(41)は「谷戸に初めて行った時はわくわくした。車は入れないし空き家だらけ。何でもできると思った」と説明。「地域100LDK構想」と題し、「今までは『家で生活する』という概念だったが、『町全体でみんなで暮らす』ことを実現したい」と話した。

 ゴルフ練習場「湘南衣笠ゴルフ」(同市大矢部)社長でベーグル店も経営する岩崎聖秀さん(41)は、自身が進めるプロジェクト「Welcome back to Japan」(ウエルカム・バック・トゥー・ジャパン)を紹介。日本で余生を過ごしたい在米日本人を横須賀に誘致する内容で、「横須賀は町中に米国人が歩いていたり飲食店に英語のメニューがあったりして、外国人に慣れている。住む場所などの不安をサポートする人がいれば日本で安心して暮らせる」と力を込めた。

 「横須賀は人口減少や大企業の撤退など課題はあるが、日本を見渡してもまだまだ他にない魅力がある」と話すのは、自身も横須賀出身でマチノベCEO(最高経営責任者)の相澤謙一郎さん(41)。カンファレンスは今後も定期的に開く予定で、「悲観することなくどんどん活動し、活気ある横須賀を地元の皆さんと一緒に作っていきたい」と意気込んでいる。

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