査察は異物発覚から1年後と発覚 中学給食問題で大磯町長が謝罪|カナロコ|神奈川新聞ニュース

査察は異物発覚から1年後と発覚 中学給食問題で大磯町長が謝罪

 大磯町立中学校で給食の食べ残しが多く、異物混入も相次いでいた問題で、調理業者に対する町の査察が異物混入が発覚した2016年1月から約1年後の今年2月に行われていたことが20日、分かった。中崎久雄町長らは同日の会見で、調査や査察を速やかに行わず混乱を招いたとして「重大な案件とは思わず、認識が甘かった。生徒や保護者に心配を掛けたことをおわびしたい」と謝罪した。

 町教育委員会によると、町立中学2校でデリバリー方式の給食を導入した16年1月以降、異物混入の報告があったのは84件。導入直後の同1月中に17件が集中したが、町の調査は今年に入ってからで、綾瀬市内の調理業者に対する査察も今年2月だった。町教委は「食中毒や健康被害に及んだものがなかったため」などと釈明した。

 また、84件のうち、製造過程で髪の毛やプラスチック片などが紛れ込んだのは少なくとも15件とした。他には、調理業者の調理場にはないシャープペンシルの芯や木片などが見つかったケースがあった。

 再発防止策として、これまで実施している金属探知機による検査や目視による確認の徹底を調理業者側に指導。加えて現在は出荷前の全ての給食を写真撮影させているという。

 会見では、給食の食べ残しが重量に換算して1日平均26%に上ることについての対応策も説明。予算内で今月20日から豚汁を試験的に提供、弁当の持参も認めた。弁当持参者は2校の生徒約730人のうち425人に上っている。

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