J1首位の川崎を率いる鬼木達監督(47)が歴代最速の通算100勝に王手をかけている。
30日の鹿島戦(午後7時・等々力)で勝てば156試合目での到達で、G大阪などを指揮した西野朗氏(66)の180試合を大幅に更新する。
無冠の川崎を常勝へ押し上げた指揮官は、「自分にとっては100勝目も1勝目も同じ価値がある。とにかく勝ちたい」と結果にこだわる姿勢を強調する。
就任5年目での大記録を前に顔を合わせるのは、プロ生活を始めた「自分の原点」という古巣だ。
「記録が注目される中で(相手が)鹿島というのはいろんな巡り合わせがある」と不思議な縁を感じている。
「神様」から学んだ姿勢
Jリーグが開幕した1993年に千葉・市船橋高から加入。
代表クラスの選手がそろうチームで出場機会に恵まれなかった一方、勝負へのこだわりを徹底してたたきこまれた。
J1川崎・鬼木監督、歴代最速で100勝王手 30日古巣と
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史上最速での100勝到達に王手をかけている川崎の鬼木監督=16日の札幌戦、等々力 [写真番号:638395]