
サッカーの第100回天皇杯全日本選手権は1日午後2時40分から東京・国立競技場で決勝が行われ、J1で独走優勝した川崎と2位のG大阪が対戦する。初制覇を目指す川崎が戦力的に優位。G大阪は過去5度の優勝を誇る大一番の強さが頼りになる。
川崎は圧倒的な攻撃力が武器。巧みなドリブルで切り込む三笘、高い技術で周囲を生かす家長が前線の両輪となり、中央のレアンドロダミアンや2列目の選手が畳み掛ける。交代要員も層が厚く、鬼木監督は「自分たちらしいサッカーをすることに集中したい」と自信をみなぎらせる。
長く司令塔を務めた中村は、これが現役最終戦。18年のプロ生活を「勝って完結させたい」と意気込む。