東京五輪代表選考会を兼ねた競泳の日本選手権最終日は10日、五輪会場の東京アクアティクスセンターで行われ、50メートル自由形男子の塩浦慎理(イトマン東進、湘南工大付高出身)は22秒06の4位に終わり、リオデジャネイロ五輪に続く2大会連続の代表権を逃した。中大4年の川根正大(サギヌマSC鷺沼、法政二高出身)は22秒12の5位だった。
延期で狂った歯車
虚空を見つめた。閑散としたスタンドは寂寥(せきりょう)感を誘う。塩浦は言った。
競泳男子50自・塩浦、2大会連続の五輪逃す 「情熱ない」
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【男子50メートル自由形決勝】22秒06の4位に終わり、100メートルと合わせ五輪切符を逃した塩浦=東京アクアティクスセンター(織田 匠写す) [写真番号:580453]