攻めて、攻めて、攻め倒す。桐蔭学園フィフティーンが決勝で貫いたのは、受け継がれてきた哲学だった。
10─10で折り返した京都成章とのファイナル。「やるべきことを明確にして最後まで楽しんでこい」。ハーフタイムに藤原秀之監督(53)がそう言葉を掛けると、選手は伝統の「継続ラグビー」の本領を発揮した。
大一番で「原点回帰」
桐蔭ラグビーV2(下)15人一体 伝統貫き攻め倒す
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2連覇を決め、喜びを爆発させる桐蔭学園フィフティーン=9日、花園ラグビー場 [写真番号:476585]
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表彰式で賞状を受け取る桐蔭学園の佐藤=9日、花園ラグビー場 [写真番号:476586]