国内サッカー年間三大タイトルの一つ、JリーグYBCルヴァン・カップ決勝は27日、埼玉スタジアムに4万4242人の観衆を集めて行われ、湘南ベルマーレが1-0で横浜F・マリノスを破って初優勝を果たし、賞金1億5千万円を獲得した。湘南はベルマーレ平塚時代の1994年天皇杯以来の国内タイトル獲得となる。
26回目を数える同大会決勝で県内クラブ同士が対戦するのは初。前半36分に湘南のU-21(21歳以下)日本代表、MF杉岡大暉が決勝ゴールを決め、MVPにも輝いた。
湘南は1968年創部の藤和不動産サッカー部を母体とし、94年にベルマーレ平塚としてJリーグ参入し、2000年に湘南ベルマーレに改称した。
横浜Mは大会初制覇した2001年以来となる決勝で2度目の制覇を狙ったが、届かなかった。