大学野球の横浜市長杯争奪第16回関東地区選手権大会第2日は10日、横浜スタジアムで準々決勝3試合が行われた。創価大(東京新1位)は8─3で国際武道大(千葉県2位)に快勝、共栄大(東京新2位)は9─8で日体大(首都1位)に競り勝ち、上武大(関甲新1位)は4─1で武蔵大(首都2位)を退けた。
第3日は11日、同スタジアムで共栄大─桐蔭横浜大(神奈川1位)と創価大─上武大の準決勝2試合が実施される。
国際武道大・板川、ほろ苦3失点
横浜高出身で国際武道大の左腕板川が、八回途中から登場。横浜スタジアムのマウンドは高校3年時の南神奈川大会決勝以来2年ぶりだったが、1安打3失点で降板し「球が走らず準備不足だった」と唇をかんだ。
ドラフト会議では、母校で2学年下の松本が横浜DeNAから3位で指名された。「球威やスタミナを鍛え、(大学4年になる)2年後には後輩たちを追い抜きたい」と決意を示した。
日体大の二刀流・矢沢が先制打
桐蔭大、準決勝は共栄大と 準々決勝で神奈川出身者ら奮闘
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8回途中から登板した国際武道大の左腕板川=横浜 [写真番号:407696]
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【共栄大―日体大】初回無死一塁から先制三塁打を放った日体大の矢沢=横浜 [写真番号:407711]
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2安打1打点と活躍した共栄大の高嶋=横浜 [写真番号:407698]
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「相模出身には負けない」と2安打を放った日体大の本間=横浜スタジアム [写真番号:407699]
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東海大相模高時代は外野手を争い、大学ではそれぞれスタメンをつかんだ共栄大の高嶋(右から順に)と日体大の本間 [写真番号:407700]