「国を護(まも)つた傷兵護れ!」と、厚生省外局の軍事保護院のキャッチフレーズをなぞるように掲げた寿屋(後のサントリー)の広告と、相模原の臨時東京第3陸軍病院に皇后が菊花を贈ったという記事「皇后陛下 御下賜の菊花に白衣勇士が感激」。1941年11月8日と9日の神奈川県新聞(本紙の前身)に続けざまに掲載されたこれらは、戦争で負傷した将兵に対する国の手厚い援護体制を強調するものだった。
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「国を護(まも)つた傷兵護れ!」と、厚生省外局の軍事保護院のキャッチフレーズをなぞるように掲げた寿屋(後のサントリー)の広告と、相模原の臨時東京第3陸軍病院に皇后が菊花を贈ったという記事「皇后陛下 御下賜の菊花に白衣勇士が感激」。1941年11月8日と9日の神奈川県新聞(本紙の前身)に続けざまに掲載されたこれらは、戦争で負傷した将兵に対する国の手厚い援護体制を強調するものだった。