鎮魂の踊り写真に “伝説”の大道芸人横浜公演で展示へ|カナロコ|神奈川新聞ニュース

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鎮魂の踊り写真に “伝説”の大道芸人横浜公演で展示へ

  • 公開:2015/05/13 03:00 更新:2017/09/13 18:49
  • 神奈川新聞

 84歳にして現役の大道芸人、ギリヤーク尼ケ崎さんの「祈りの踊り」を追った写真展が16日から横浜市神奈川区のギャラリー「あけ/たて」で始まる。東日本大震災や阪神大震災の被災地などで踊る姿を取材してきた写真家が横浜公演に合わせて企画した。
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 自身も手回しオルガン大道芸人として活動している同市西区在住の写真家紀(きの)あささんとギリヤークさんの出会いは2009年。東京・新宿の路上で赤いふんどしをまとい、津軽三味線に合わせて全身を使って舞う姿に衝撃を受けた。

 歌舞伎の合いの手のように観客から「ギリヤーク」と掛け声が飛ぶと紙に包まれた投げ銭が舞う。観客までもが一体になった独特の世界が出来上がっていた。

 芸歴47年になるギリヤークさんは1972年から宮城・気仙沼で、89年から神戸で公演を続け、震災後には犠牲者への祈りの演舞をささげてきた。

 6年をかけて撮影してきた紀さんは「亡くなった人のために、生きている人のために、全身全霊で踊りきる伝説の大道芸人がいることを知ってほしい」と話す。

 横浜・六角橋商店街では10年ほど前から公演をしており、16日は午後9時から路上に立つ。

 写真展は24日まで(18~20日は休み)。16日は午後4~10時。以降は午後1~6時(最終日は同5時まで)。会場では、ギリヤークさんの舞踊を約130枚収録した紀さんの写真集「伝説の大道芸人 ギリヤーク尼ケ崎への手紙」を販売する。問い合わせは、紀さん電話080(9774)5466。

 ギリヤークさんの横浜公演の問い合わせは、六角橋商店街事務所電話045(432)2887。

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