日産・西川社長会見詳報(1)「ゴーン統治の負の遺産」|カナロコ|神奈川新聞ニュース

経済

日産・西川社長会見詳報(1)「ゴーン統治の負の遺産」

  • 公開:2018/11/20 02:21 更新:2018/11/20 04:29
  • 神奈川新聞

 日産自動車(横浜市西区)のカルロス・ゴーン代表取締役会長の逮捕を受け、19日夜、同社で西川広人社長が行った会見の主なやりとりは以下の通り。
続きを読む

  ◇

 当社代表取締役会長らによる重大な不正行為について内部通報を受けて、監査役からの連絡を受け重大な不正があった。大きくは三つを確認した。数カ月間にわたり、当社代表取締役会長カルロス・ゴーンおよび、代表取締役グレッグ・ケリーを巡る不正行為について内部調査を行ってまいりました。

 その結果、両名は開示されるカルロス・ゴーンの報酬額を少なくするため、長年にわたり、実際の報酬額よりも減額した金額を有価証券報告書に記載していたことが判明いたしました。

 そのほか、カルロス・ゴーンについては、目的を偽って当社の資金を私的に支出するなど、複数の重大な不正行為が認められました。

 グレゴリー・ケリーがそれらに深く関与していることも判明しております。当社は、これまで検察当局に情報を提供するとともに、当局の捜査に全面的に協力してきた。引き続き今後も協力していく所存です。

 内部調査によって判明した重大な不正行為は、明らかに両名の取締役としての善管注意義務に違反するものでありますので、最高経営責任者(西川社長)において、カルロス・ゴーンの会長および代表取締役の職を速やかに解くことを取締役会に提案いたします。またグレゴリー・ケリーについても同様に、代表取締役の職を解くことを提案いたします。

 このような事態に至り、株主の皆さまをはじめとする関係者に多大なご迷惑とご心配をおかけしますことを深くおわび申し上げます。
 早急にガバナンス、企業統治上の問題点の洗い出し、対策を進めます。

3つの不正行為


 会社として断じて容認できる内容ではなく、専門家からは重大な不正行為であると言われていることから、解任の提案をすることを決断しました。

 正式には22日に代表、会長職を解くを提案、私が取締役会を招集して行う。

 当該の2人はすでに今夜逮捕されているようです。

 事案の詳細について私から話せることには限界があります。事案を当社から検察当局に連絡し全面的に協力しながら進めております。捜査の進展については申し上げられない。

 株主、関係者に迷惑を掛けたことを会社の代表としておわびしたい。会社として不正の除去、当局への全面協力、ガバナンスへの認識、こうした問題点を猛省すべきであると考えている。抜本的に速やかに対応していく。


PR