横浜市教育大綱案「いじめ許さず」 原発避難いじめ踏まえ|カナロコ|神奈川新聞ニュース

教育

横浜市教育大綱案「いじめ許さず」 原発避難いじめ踏まえ

  • 公開:2018/08/28 02:00 更新:2018/08/28 02:00
  • 神奈川新聞

 横浜市の教育に関する総合的な施策や方針「市教育大綱」の案が27日、明らかになった。東京電力福島第1原発事故で市内に自主避難した男子生徒がいじめを受けた問題を踏まえ、いじめを許さず人を思いやる優しさや共生の心を育むとの理念を明記。貧困、不登校、障害など子どもを取り巻く課題が複雑・多様化する現状を踏まえ、「誰もが社会で活躍できるための学びの保障」など四つの重点方針を掲げた。
続きを読む

 新たな教育大綱は2018~21年度の4年間を対象とし、第1章「基本理念」、第2章「重点方針」で構成。第1章では三つの理念を掲げ、「いじめを許さず、相手の立場や気持ちを思いやって行動できる」などの「将来の姿」を描いた。

 重点方針では、家庭の経済状況によって就学や就労の選択肢が狭まることのないよう、一人一人の学びや成長を支援すると明記。複雑・多様化する課題に対応するため、専門家をはじめ、「さまざまな人材がチームとして子どもを支える」とした。

 大綱案は同日、林文子市長や鯉渕信也教育長、5人の教育委員が出席した「市総合教育会議」で示された。林市長が近く策定、公表する。

 会議開催に当たり、林市長は「社会全体、オール横浜で未来を創る子どもたちを育てていきたい」とあいさつ。教育委員からは、スポーツを通じた共生社会実現への取り組み、学校での暑さ対策、医療的ケアの必要な子どもたちへの支援などを求める意見が上がった。

COMMENTSコメント

PR