「藤野15名山」歩いて 地元観光協会がパンフ作成 記念バッジも|カナロコ|神奈川新聞ニュース

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「藤野15名山」歩いて 地元観光協会がパンフ作成 記念バッジも

  • 公開:2017/11/25 02:00 更新:2017/11/25 02:00
  • 神奈川新聞

 相模原市北部の旧藤野町内で13年前に「藤野15名山」が選定された。藤野観光協会は15名山をもう一度アピールして来訪客を増やそうと、紹介パンフレット(B3判、両面)を作成。全山踏破した人に記念の缶バッジをプレゼントするキャンペーンを8月から始めたところ、11月までに4組が完登した。「予想以上の手応え。さらに多くの人に藤野エリアを訪れてもらい15名山を歩いてほしい」と協会では呼び掛けている。 
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 藤野15名山は、都県境に位置し多くのハイカーが登る陣馬山(855メートル)や最も北に位置する生藤山(しょうとうさん)(990メートル)など相模川以北の8山と、石老山(せきろうざん)(694メートル)、鉢岡山(460メートル)など以南の7山。南北11キロ程度、東西6キロ弱の広がりがある。

 最も高い茅丸は1019メートルだが、ほかはすべて千メートル未満の低山。2004年にNPO法人北丹沢山岳センターが中心となって実行委員会をつくり、当時の町内7地区から、標高が高い、展望がよい、信仰が厚い、貴重な動植物がある-などの観点から26山を選定。その上で住民に投票を呼び掛け15山を選んだ。寄付を募って各山頂に高さ1・5メートル程度の木製の標柱を立てるなどアピールしたが、最近ではあまり知られなくなっていた。

 同観光協会が地域の観光振興を狙い、15名山に目を付けた。作成した15名山のパンフレットには、エリアごとに9コースを紹介。いずれも2~5時間弱程度で登れるコースになっている。裏面には15山の位置が分かる地図を載せた。

 山頂の標柱と一緒に自分の写真を撮り、JR藤野駅そばの藤野観光案内所「ふじのね」に持参すると、スタンプを押してもらえる。15山そろうと缶バッジをもらえる。

 津久井消防署藤野分署警備課勤務の宮崎翔平さん(26)は休日の10月2日と11月3日の2日間で15山に登り、4組目の完登者になった。15名山は急いで登るべき山ではないが、「山岳遭難も起きる藤野エリアの山の状況を把握する意味もあって15名山を登りました。初めは1日で登れるかと思いましたが、2日かかった」と宮崎さん。10月2日午前6時に藤野分署から走って陣馬山を目指し、相模川北側の山と一部南側の山も含む10山に登った。11月3日に残る南側の5山に登頂した。

 15名山の選定に携わった同センターの杉本憲昭理事長は、観光協会が再びPRに力を入れたことに「大歓迎」と喜ぶ。観光協会の佐藤鉄郎事務局長は「15名山は急いで登る必要はない。3山ずつ5回程度に分けて登るなどして、何度も藤野を訪れて登ってほしい」と呼び掛けている。問い合わせは藤野観光協会電話042(684)9503。

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