犬・訓練士の育成に尽力 日本盲導犬協会設立50年|カナロコ|神奈川新聞ニュース

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犬・訓練士の育成に尽力 日本盲導犬協会設立50年

  • 公開:2017/08/19 11:20 更新:2017/08/19 13:09
  • 神奈川新聞

 設立50年を迎えた日本盲導犬協会(横浜市港北区、井上幸彦理事長)。国に認可を受けた初めての団体として、盲導犬の育成だけでなく、時代のニーズに対応した訓練士の養成や視覚障害者の社会参加にも尽力してきた。「障害者を受け入れられない社会にこそ障害がある」。理解を求める啓発活動を、盲導犬や視覚障害者とともに進める。
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遺伝的な研究
 あまり知られていないのが、同協会が行う犬の行動遺伝学的研究だ。

 盲導犬に求められる性格には、(1)温厚(2)人との作業を楽しめる(3)攻撃性がない(4)順応性が高い-といった要素がある。このほか、健康で学習能力が高いといった資質は遺伝によるところが大きい。

 同協会は、交配データや性格分析などの科学的根拠に基づいて繁殖計画を作成。訓練犬から盲導犬になれる確率を上げる取り組みを進める。現在は5割近くにまで高めてきたという。

 質の高い盲導犬を年間50頭育成する目標を掲げる。世界的に見ても高いハードルで、同協会は2008年度に一度だけ達成した実績がある。

 現在国内で活躍する約千頭に対し、希望者はその3倍ともいわれる。供給が追い付いていない状況だが...

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