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今だからこそのハムレットを プラザソル10周年

  • 公開:2017/01/19 02:00 更新:2017/01/19 02:00
  • 神奈川新聞

  JR川崎駅西口の多目的ホール「ラゾーナ川崎プラザソル」の開館10周年を記念した舞台「ハムレット」が25日から上演される。役者と観客が一体となれる小劇場で、新進気鋭の若手俳優らが躍動感あふれる芝居でシェークスピア原作の古典を表現する。
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 プラザソルは2006年10月に大型商業施設「ラゾーナ川崎プラザ」5階にオープンした可動式客席200席の小ホール。演者の表情を間近で見られるのが特長で、演劇や音楽、寄席などさまざまな公演が行われてきた。

 ハムレットは芸術によるまちづくり・かわさき2016実行委員会と市が主催。公益財団法人川崎市文化財団が指定管理者となっているプラザソルが10周年記念として自主企画した。

 新国立劇場演劇研修所修了生を中心に若手俳優14人が出演。客席にせり出した舞台は三方を観客に囲まれる形。演出家の西沢栄治氏(45)は、9周年記念「マクベス」でもスピード感のある構成が好評を博した。

 本番に向け稽古に励むハムレット役の梶原航さん(33)は「舞台と客席が一体となった空間で登場人物と一緒にハムレットの人生を目撃してほしい」。恋人のオフィーリア役の逢沢凜さん(21)は「言葉の力がある作品。言葉から発せられるパワーと熱量を伝えたい」と意気込んでいる。

 ハムレットはマクベス、オセロー、リア王と共にシェークスピア四大悲劇に数えられる人気作品。西沢さんは「価値観が揺らぎ社会が不安定化する現代にこそ求められる作品。若者が共感できるものにしたい。世の中の不条理に突き進むハムレットの疾走感が感じられるはず」としている。

 公演は2月1日まで。一般4千円、川崎市民3800円、25歳以下2500円。問い合わせはラゾーナ川崎プラザソル電話044(874)8501。

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