回復へ、感情のリハビリ 県立精神医療センター 依存症は「信頼障害」仮説|カナロコ|神奈川新聞ニュース

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回復へ、感情のリハビリ 県立精神医療センター 依存症は「信頼障害」仮説

  • 公開:2016/08/22 10:33 更新:2016/08/22 10:55
  • 神奈川新聞

 依存症患者は複雑な生育環境などから人を信じられなくなり、代わりに薬物などの物に頼るのではないか-。県立精神医療センター(横浜市港南区)が「信頼障害仮説」を立て、依存症治療の新しいプログラムを展開している。人に頼るコミュニケーション能力を身に付けるプログラムを開発、依存症患者の社会復帰につなげるなど効果も上げている。
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 「みんなに会えてうれしい」「これから仕事をしなければならないと思うと嫌だ」。センター内の個室に集まった4人の依存症患者が、「うれしい」「イヤ」などと描かれた絵カードを提示しながら現在の自分の気持ちを説明していた。

 同センターが開発した「SCOP」(スコップ)と呼ばれる“感情のリハビリ”のプログラムだ。

 「過剰適応」にあると主治医がみなした依存症患者を対象に行われている。我慢や努力を続けなければ家庭や学校での居場所を失いかねず、自らの心理的安心感や満足感を犠牲にしてでも周囲の期待に応え続けようとする行動パターンを持つ人たちだ。
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