特報

支援乏しい措置入院 退院後こそ手厚く
相模原殺傷事件 県立精神医療センター医師に聞く

  • 公開:2016/07/29 12:18 更新:2016/07/29 13:55
  • 神奈川新聞


 今回の事件をきっかけに、医療観察法よりはるかに社会復帰に向けた支援が手薄だった措置入院制度や、依存症医療体制の改革改善が進むことを期待している。

 求められていることは、危険人物をただ長く入院させることでも警察に通報することでもなく、措置入院の対象となるほど自傷や他害の恐れが高まっていた精神障害者や、アルコールや薬物の助けを必要としているほど孤立していた依存症者を、退院後再び放置・孤立させず、精神保健福祉センターと保健所を中心とした在宅支援へとスムーズに移行させることだ。

 例えば措置入院患者は退院後、一定期間、保健師や看護師、精神保健福祉士の自宅訪問や精神科(依存症が疑われる場合は依存症専門外来)通院を義務付ける、などといった地域精神保健体制の整備だ。

 いずれにせよ、...

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