「こども文庫まつり」が23日、小田原市立かもめ図書館(同市南鴨宮)で開かれ、子どもたちが絵本の読み聞かせや草花遊びなどを楽しんだ。
まつりは、ボランティアで構成する「おだわら文庫連絡会」の主催。同連絡会は小田原、南足柄両市の文庫会でつくっており、それぞれが小学校や幼稚園、図書館などで活動している。
お母さんやお父さんに連れられ、まつりに参加した乳幼児から小学生までの子どもたち約20人は年齢別に分かれ、まずは絵本の読み聞かせを楽しんだ。
乳幼児の部屋ではお母さんのひざの上やカーペットに腰を下ろし、手遊びやじゃんけんで文庫会の女性スタッフと仲良しに。続いて「抱っこ」や「顔」がテーマの絵本を読んでもらい、「だっこだいすき」「それは泣いた顔だよ」などと大きな声で「お返事」していた。
子どもたちはこのほか、別のスタッフが摘んで持参したカタバミの茎を使った草相撲に挑戦。シアター風の大型紙芝居も上演してもらい、笑顔を輝かせていた。
【】