新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は12日、10~80代の男女21人の感染が新たに確認されたと発表した。中等症3人、軽症17人、無症状1人で13人の感染経路が不明。市発表の感染者は累計9440人となった。
年代別では50代が最多の5人。30代4人、20代と80代が各3人、10・40・70代が各2人。居住区別では宮前区8人、中原区5人、川崎区2人、幸・多摩・麻生区、藤沢市、鎌倉市、東京都が各1人となっている。
市によると、クラスター(感染者集団)の発生している宮前区の通所介護施設で新たに70~80代の利用者3人の陽性が判明。同施設の感染者は計17人となった。また、同区に住む10代の男子大学生は、学生同士の会食で感染したとみられるという。