新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、高齢者の次に接種対象となる基礎疾患保有者の把握や情報管理について、「追う!マイ・カナガワ」取材班に疑問の声が寄せられた。
確かに基礎疾患はデリケートな情報だ。横浜市に対応を聞いた。
投稿者は、フリーランスとして働く横浜市内の50代女性だ。がん患者でもある女性は今月20日、「基礎疾患保有者の情報を市や国は持っているのでしょうか。疾患を把握されるのは気持ち悪いです」と打ち明けた。
その後、基礎疾患の有無は自己申告制とするとの河野太郎行政改革担当相の発言を受け、「疾患情報が把握されていないことに安堵(あんど)した」としつつも、制度が機能するのかと疑問視。「疾患情報をしっかり管理するか破棄する保証がなければ、怖くて手を挙げられない」との懸念を追加で送ってくれた。
横浜市内に約24万人
ワクチン接種 基礎疾患情報どう管理? 横浜市に聞いた
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ワクチンの瓶。表面に「Vaccine(ワクチン)」の文字が見える=17日、川崎市中原区の関東労災病院 [写真番号:524073]
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新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける医療従事者=17日、川崎市中原区の関東労災病院(井口 孝夫写す) [写真番号:524074]