新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、県内で21日、新たに7人の死亡と10歳未満~90代の男女731人の感染が確認された。うち351人が感染経路不明。
死亡した海老名市の70代男性と20代男性はクラスター(感染者集団)が発生している市内のオアシス湘南病院の入院患者。死因は70代男性が肺炎、20代男性は急性呼吸不全でコロナに起因しないとしている。県によると、20代の感染者の死亡は、年代を公表している事例では県内最年少。
亡くなった綾瀬市の90代女性はクラスターが発生している介護老人保健施設「メイプル」の入所者。死亡した横浜市の80代女性と70代男性はクラスターが発生した元気会横浜病院の患者。18日に相模原市内の病院に救急搬送されて入院していた都内在住の90代男性も亡くなった。亡くなった川崎市中原区の90代無職女性は計15人の感染が確認された市中部の病院に入院していた。
職員4人の感染が分かっていた横浜市立大付属病院では、13人の陽性が新たに判明。県立がんセンターでも、新たに5人の陽性が判明した。横須賀市の通所介護施設「セカンドアルバム とりむ」に通う男女3人の感染が判明。湘南藤沢徳州会病院で発生したクラスターで新たに2人の陽性が判明した。
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県教育委員会によると、茅ケ崎市内の県立高校で20日までに生徒6人、教員1人が感染し、21日から臨時休校とした。
在日米海軍厚木基地は21日、基地関係者4人の感染を発表した。
21日、7人死亡731人感染 茅ケ崎の県立高で臨時休校
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1月21日現在の県内市町村別感染者数 [写真番号:486168]