新型コロナウイルス感染症を巡り、藤沢市は8日、市内外に住む10代~80代の男女41人の感染が新たに確認されたと発表した。38人が軽症、3人が無症状。
年代別内訳は、70代が1人、60代と80代が各2人、10歳未満と10代が各3人、30代と50代が各6人、20代と40代が各9人。14人の感染経路が不明となっている。陽性患者の接触者が14人、陽性患者の同居家族が13人。
50代の女性は同市立小学校の教員で、昨年12月25日に発症。同26日と1月1日に実施したPCR検査では陰性だったが、1月7日に陽性が判明した。市保健所は濃厚接触した児童はいないと判断。一方、女性教諭は休校中の同4日に出勤しており、同市教育委員会が接触者した教職員を調べている。
10歳未満の女児は市内認可保育所に通園。市は8、9の両日、当該保育所を臨時休園とするとともに、接触者を調べている。別の市内認可保育所では、40代の女性職員の陽性が市外保健所で判明しており、市は当該保育所を8、9の両日、当該保育所を臨時休園とするとともに、接触者を調べている。
30代の男性は同市財務部に勤務。5日に陽性患者の濃厚接触者と判断され、7日に陽性が判明。2、4の両日に勤務しており、市は接触した職員は自宅待機とした。内部事務のため市民との接触はないという。