国内最大級のハロウィーンパレード「カワサキ ハロウィン 2019」が26、27日の両日、JR川崎駅東口(川崎市川崎区)周辺で行われる。今年は、商店街のアーケード内を親子でウオーキングする「カワハロ・ランウェイ」と、パレード後に臨海部の工場夜景を船で巡るパーティークルーズと二つの新企画を用意。主催者側は「各地でハロウィーンが行われるようになった。他地域との違い、川崎の独自色を出した」と狙いを話す。
同イベントは市や同駅周辺の商店街、商業施設「ラ チッタデッラ」などでつくる「カワサキ ハロウィン プロジェクト」の主催。1997年から行われ、今年で23回目となる。誰もが参加できるパレードとして国内では一番早くに始まったハロウィーンイベントと言われている。
回を重ねるごとに凝ったコスチュームの参加者が目立つようになり、全国的にも知名度が高まった。若者だけではなく、赤ちゃんからお年寄りまで幅広い世代が楽しめるイベントに成長。外国人の参加や観覧も増え、昨年は約12万人が訪れた。
26日の「カワハロ・ランウェイ」は商店街「銀柳街」のアーケード内に約50メートルのランウェイを設け、音楽に合わせて親子連れらがウオーキングする(事前申込制)。午前11時、午後0時15分、同1時半、同2時45分、同4時の5回開催する。
メインとなる27日の仮装パレードは約2千人が参加(事前申込制)。午後2時半から同4時の予定で、駅前の新川通り、市役所通りや平和通りなど約1・5キロのコース。特に新川通りの全6車線を埋め尽くして練り歩く様子は圧巻だ。パレードでは参加者全員が審査対象の「ハロウィン・アワード」を決める。工場夜景のパーティークルーズは同日午後6時から(事前申込制)。
関連のイベントを含めた詳細は「ラ チッタデッラ」のホームページで確認できる。問い合わせは、「カワサキ ハロウィン プロジェクト」電話044(233)1934。