横須賀市の津久井浜観光農園で4日から、イチゴ狩りが始まる。新型コロナウイルス対策をしたハウス内で真っ赤に染まった甘いイチゴが、来園者の味覚を楽しませる。5月5日まで。
14軒の農家で構成する「いちご狩り組合」(小林務組合長)が、約30棟のハウスで栽培している。例年は元日スタートだが、今季は昨夏の猛暑で苗の生育が遅れたため変更した。
温暖なハウス内は果実が大きくて糖度の高い品種「紅ほっぺ」や、酸味のある「やよいひめ」が順調に育ち、ちょうど食べ頃だ。
新型コロナ感染予防として入り口にアルコール消毒液を設置。ハウス内は換気をして、一方通行や入場制限も行う。小林組合長は「マスクを着用して、安心してイチゴ狩りを楽しんでほしい」とPRしている。
園内は30分食べ放題。入園料は7日まで3歳以上2千円。その後は次第に安くなる。午前9時~午後3時。問い合わせは、同農園現地案内所電話046(849)5001。
換気に消毒、入場制限… 横須賀の農園で4日からイチゴ狩り
-
真っ赤に色づいたハウス内のイチゴ。「大きく育った」と小林組合長も満足そう=横須賀市津久井 [写真番号:467770]