他にはない神奈川のニュースを!神奈川新聞 カナロコ

  1. ホーム
  2. ニュース
  3. 政治・行政
  4. 電撃退陣の舞台裏(下)「NKK」を総裁に 院政を警戒

自民党総裁選
電撃退陣の舞台裏(下)「NKK」を総裁に 院政を警戒

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2021年9月5日(日) 21:54

 16日で就任1年となる首相の突然の辞任表明の背景に何があったのか。これまでの言動を振り返りながら舞台裏を探る。


写真左から、河野氏、小泉氏(資料写真)

 「聖子ちゃん、頼むよ!」。昨年9月、元総務相・野田聖子へ自民党幹事長代行への就任依頼の電話が入る。相手は党総裁に成り立ての菅義偉(衆院2区)だった。選挙対策委員長を含む党四役以外の人事で、総裁の直談判は異例だ。

 総務会長まで経験した野田に格下ポストをお願いする事情もある。しかし「自らの後継として意識していることを印象付けたかったのでは」(閣僚経験者)との見方がもっぱらだ。

 NKKー。野田、内閣府特命担当相・河野太郎、環境相・小泉進次郎の頭文字をとり、永田町で密かに呼ぶ。菅が自身の後継候補と位置づけ、この1年にわたり鍛え上げた。周囲には「長く務める気はない。短期決戦だ。いつでも代われるよう並行して準備をしたい」と明かしていた。

小泉氏は地道に成果

 
 

菅義偉(政治家)に関するその他のニュース

政治・行政に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング