「観客を入れての開催が当然ベスト。だが外国からの受け入れをどうするかだ」
昨年11月16日朝、首相・菅義偉(衆院2区)は知人に課題を打ち明けていた。
就任以来初めて官邸に国際オリンピック委員会(IOC)の会長トーマス・バッハを迎える日だ。
東京五輪・パラリンピックの開催に向けた意見交換での重要なポイントが「観客の扱い」だった。
ハマスタでの実証説明
菅流 就任半年(下) コロナ禍の五輪開催、引くに引けず
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神奈川新聞紙上での新春対談で南場会長(左)とグータッチをする菅首相。五輪へ向けた協力に謝意を示したがコロナ禍での開催に向けて課題は山積だ=昨年12月25日、首相公邸 [写真番号:545216]