被災地を支援したいという思いから、三浦市城山町の建設会社社長が頑丈な海上コンテナを簡単に接続する技術を開発した。基礎工事などの必要がなく、迅速かつ柔軟に設置できる。「被災地の仮設住宅や新型コロナの療養施設などに活用してもらえれば」と話している。
「勢和」の髙橋和昭社長(51)が事務所に使っているコンテナハウスは、鋼鉄製コンテナ(幅2・4メートル、奥行き6メートル、重さ2・5トン)2個をつなげている。コンテナの上下2カ所ずつ、計4カ所をボルトで固定する接続方法が独特で、現在は特許を申請中だ。
仮設住宅活用に期待
頑丈なコンテナ、つなぎやすく 「被災地の役に」特許申請
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遮熱塗装が施されたコンテナハウス=三浦市城山町 [写真番号:425557]
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特許申請した接続部分の説明をする髙橋社長 [写真番号:425558]