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最高速“還暦”の記憶 ロマンスカー特別展 原鉄道模型博物館

カルチャー 神奈川新聞  2017年09月23日 02:00

ロマンスカー特別展
ロマンスカー特別展

 小田急線開業90周年とロマンスカー(SE車)の就役60周年を記念した特別展が、横浜市西区の原鉄道模型博物館で開かれている。デビュー当時、狭軌鉄道の世界最高速を記録したSE車。“還暦”を迎えた歴史と記憶をたどる貴重な資料も展示されている。 

 特別展は題して「小田急ロマンスカー物語」。小田急電鉄の協力で、SE車が高速走行のために初めて使用した心皿(しんざら)(車両と台車を接合する部品)やディスクブレーキシューなど、工場でしか見ることができない部品を公開。同博物館でも初の展示となる。

 来春デビュー予定のロマンスカー70000形は、運転室の原寸模型(写真撮影は不可)を特別展示。2階前面パノラマ展望席で人気を博したNSE3100形の座席に座ることもできる。

 9月2日に行われたオープニングセレモニーでは、SE車の開発に携わった鉄道著述家の生方良雄さんがあいさつ。「軽量、高速を実現するために、それまでの試みを白紙にして取り組んだ。新技術はその後の新幹線につながった」と鉄道史に与えた影響を説いた。

 特別展は11月30日まで(火曜休館)。午前10時~午後5時。入館料は大人千円、中学・高校生700円、4歳~小学生500円。問い合わせは、同博物館電話045(640)6699。


初公開されている(左から)心皿、ディスクブレーキシュー、シールドビーム 
初公開されている(左から)心皿、ディスクブレーキシュー、シールドビーム 

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