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「治安悪くなる」が最多 横浜市のIR説明会アンケート

政治行政 神奈川新聞  2019年08月13日 21:33

 横浜市は13日、6月に行ったIR(カジノを含む統合型リゾート施設)に関する市民説明会で、参加者に実施したアンケートの結果をホームページ(HP)で公表した。IRに対して市民が抱くイメージは説明会前後であまり変わらず、どちらも「治安が悪くなる」が最多だった。

 説明会は、6月25、26の両日、市内4カ所(中、保土ケ谷、都筑、戸塚各区)で行われ、計350人が参加。うち95・1%に当たる333人がアンケートに回答した。

 市はIRのイメージに当てはまるものを、自由記述の「その他」を含む七つの選択肢で質問。市の説明を聞いた上で変化があったかも把握するため、説明を聞く前と聞いた後で、それぞれ複数選んでもらった。

 結果、説明会前で最多だったのは「治安が悪くなる」の180件。「(ギャンブル)依存症になる」(172件)、「観光が発展する」(124件)が続いた。説明会後でも「治安が悪くなる」が134件で最も多く、依存症(133件)、観光発展(108件)の順番は変わらなかった。

 IRの魅力については「市内経済の活性化」「税収の増加」「観光・エンターテインメントの場の増加」、不安を感じる部分は「依存症の増加」「反社会勢力の関与」「周辺地域の治安悪化」を選ぶ参加者が多かった。

 意見を記述する欄では「カジノを推進するための報告書と説明会としか思えない」などIR誘致に反対や批判的な意見が多かったが、「疲弊した横浜の経済活性化にはIRが不可欠」と賛同する意見もあった。

 市は結果をHP上に掲載する一方、記者発表はしなかった。理由について「説明会の結果は通常、記者発表していない」とした。


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