攻守かみ合う横浜M 5月6日・名古屋戦|カナロコ|神奈川新聞ニュース

攻守かみ合う横浜M 5月6日・名古屋戦

【横浜M-名古屋】前半、先制ゴールを決めたアデミウソン(左)を祝福する横浜M・斎藤。右は中町=日産スタジアム(共同)

コーナーキック「助っ人 上昇モード」



 ゴールデンウイーク最終日、子どもたちの視線を独り占めしたのは横浜Mが誇るブラジルの至宝だった。

 前半10分だ。右サイドを突破したMF斎藤のクロスに、合わせたのはFWアデミウソン。簡単ではないワンバウンドの跳ね際を、走り込んだ21歳がたやすく利き足でない左足で仕留めた。

 3試合ぶりの今季2点目は、先制、かつ連敗を2で止める決勝ゴール。「学(斎藤)がクロスを入れてくれて、決めるだけだった。結果が出て良かった」。事もなげに言う将来のセレソンにやはり大器を感じる。

 強豪サンパウロの下部組織出身。南米のクラブ王者を決める「リベルタドーレス杯」のアトレチコ・ミネイロ(ブラジル)戦で、19歳のクラブ史上最年少得点をマークした逸材だ。

 当初は戸惑ったJリーグのパススピードや運動量も、来日して約2カ月となった、ここ4試合で2ゴール1アシスト。本人も「やろうとしていることは、ある程度やれてきている」と上昇モードを実感する。

 復帰したばかりのトップ下、中村が右太もも肉離れで約3週間再離脱。さらに伊藤、ラフィーニャ、矢島とFW陣3人が相次いで負傷し、台所事情は苦しい。それでも、「もっともっと向上したい。まずはこのチームでいい仕事をするだけ」と覚悟を決める、リオデジャネイロ五輪世代のブラジル代表背番号10がマリノスにはいる。

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