大涌谷の遊歩道を初規制 箱根山の火山性地震増加で

群発地震が活発化している大涌谷。大型連休に入り、観光客で賑わっていた=4月30日

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 気象庁は3日、箱根山(箱根町)の大涌谷付近の浅い場所を震源とする火山性地震が増えていると発表した。突発的な蒸気噴出現象が発生する可能性があり、箱根町は、大涌谷の半径約3キロの範囲で遊歩道とハイキングコースを4日から立ち入り禁止にする。同町によると、火山性地震による規制は初めて。

 気象庁は「直ちに噴火する兆しはみられない」として、噴火予報は「平常」を維持。立ち入り禁止区域以外の温泉地などには影響ないという。

 気象庁によると、4月1日以降の火山性地震は約150回で、特に4月26日から急増。そのうち、体に感じる揺れ(震度1相当)は4回だった。5月3日朝には、大涌谷近くの温泉施設で蒸気が勢いよく噴出しているのが確認された。

 箱根山では2013年にも5カ月間に約500回の火山性地震を観測するなど、活動が活発になることがあった。気象庁は4日に現地に職員を派遣して詳しい状況を調査する方針。

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