認可外を有効活用 川崎市待機児童ゼロ

 県内ワーストだった保育所待機児童数を2年で解消し、先進都市と肩を並べる水準に回復させた川崎市。施設整備や認可外施設の活用による受け入れ枠の拡充、保護者に向き合う区役所が練り上げた広報戦略などが奏功し、悲願のゼロを達成した。一方で、都市部にも迫り来る人口減への備えや深刻な保育士不足など、急激な施設増加の反動を懸念する声も少なくない。

 スマートフォンの画面に映し出されるのは、楽しげな給食タイム。愛らしい歌声も聞こえてくる。動画投稿サイト「ユーチューブ」に2月中旬、高津区内にある市独自の認可外施設「川崎認定保育園」14カ所の紹介映像がアップされた。

 発案は同区児童家庭課の担当者だ。「ホームページや紙ベースでは伝えきれない各園の魅力がある。動画で保護者の選択肢を広げたい」。映像制作会社に依頼、昨夏から各園と打ち合わせを重ねて完成させた。

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